top of page

学ぶ気が無い、成長意欲が無い社員への対応

  • 執筆者の写真: meditationtokyotak
    meditationtokyotak
  • 2025年12月23日
  • 読了時間: 6分

研修の講師をしていると、時々見かける「やる気のない受講者」


こんな社員の方へのアプローチ方法を変えてみませんか?という記事です。

最後までお読みいただくと「そういう方法か!」と腹落ちするかと思います。


まず研修においては、いかにして本人の興味をそそる話をするかが講師の腕の見せ所。


また、ワークやロールプレイなどを混ぜ込んでメリハリのあるプログラムを作ることも工夫しているポイント。


それでもたまに集中が続かずに途中でペンを置いてしまう方や、眠りだしてしまう方がいます。

(眠っている方はむしろ「休息」して次に備えているので、多少は会社の役に立ってる?)


内容が簡単だったり、上司から嫌々生かされている研修だと、どうしてもつまらないですよね!気持ちわかります!


なるべくこうしたことが起こらないように、人事の方との打ち合わせは念入りに行うことも我々講師の仕事でもあります。


しかし、極まれに残念な受講者に出くわすことがあります。


他の受講者に対して「この研修って何に役立つんですかね?」「このワークのシチュエーションなんて実際ありえます?」「マジつまんないっすね」と皮肉たっぷりで隣の人に話しかけてる。


一生懸命に考えようとしている方を妨害する風景を見かけると、我々講師が介入します。「相手の方は役立つと思っているかもしれませんので、そこは邪魔しないであげてください」

と割って入ることになるわけです。


するといよいよ本人のやる気はMAX低下し、そこに座っている意味が本当になくなります。


こうなると、せっかくの研修費用が無駄になりますし、ご本人の貴重なお時間も奪うことになってしまい、誰もハッピーになりません。


瞑想インストラクターとして、マインドフルネスを考える立場として、私はなぜこうした「アンハッピー」な状況が起きてしまうのか常々考えてきました。


企業の人事担当者も、会社の上司も、研修を受託する講師も、皆さんすべて、


社員の皆さんのためを思って研修を企画し、ビジネスパーソンとしてのレベルアップを願っている訳です。


本人もおそらく心の中ではそんな期待に気づいているはずなのです。


なのに、どうして!!!


研修に対してやる気が出ない理由は「レディネス(準備)が整っていない」からなんです。


学びたい!成長したい!もっと頑張りたい!


こういう前向きな気持ちがあるかどうか。これが研修の成否を決めるポイントです。


ですから多くの企業では研修の前日に上司の方が「明日は研修がんばってね、期待しているよ」と動機付けしてあげる必要がある訳です。


しかし、先ほどのような残念な方というのは、そのような上司からのメッセージも実はあまり響いていません。


本人の本音としては、


「こんな忙しい時期に研修なんて出てる暇ないだろ」

「自分が研修している間に止まった仕事は誰がカバーしてくれんの」

「●●(研修のテーマ)が大事だってのは言われなくてもわかっているよ。何をいまさら。」


と、最初から参加したいと思っていない訳です。


でも、よく考えていただきたいのですが、


 「忙しくても学びたいと思って前向きに参加している人」


はたくさんいるんです。


では、何が違うのか。


私は、「消耗」と「感情」がカギだと思っています。


マルチタスクに追われ、仕事に忙殺されている方というのは、精神的な疲労をしています。


特に、「人と関わること」に疲れていると思われます。


それが先ほどのような研修中の皮肉となって表れてしまうのかなと。


なぜかというと、元々入社したての頃はきっともっと素直で、頑張り屋さんで、やる気に満ち溢れていたと思うんです。


その会社の事業に共感して、自分がその会社に入りたいと思って面接にチャレンジしていたあの頃の姿はどこに行ってしまったのでしょうか?


本人の輝きややる気を消してしまったのは、入社してからに原因があるはずです。


「人と交わることで重ねた精神的な疲労」が原因ではないでしょうか。


 ●上司や先輩から否定される・・・

 ●他の部署から文句を言われる・・・

 ●お客様から無理難題を言われる・・・


こういうことを繰り返すうちに、心は荒み、輝きを失っていくのです。


そして、そこに多忙な日々が追い打ちをかけるようになる・・・。


忙しくなると人は無意識下の行動が増えるようになります。


例えば、

 「仕事が立て込んでいて、気づいたらあっという間に夜になっていた!」

とか、

 「休みの日に起きてからずっとYouTube見てだけなのに、夕方になっていた!」

とかです。


このような、無意識下で何かしていることをマインドワンダリングな状態といいます。


こうしたマインドワンダリングな状態は、人を不幸にする原因ともいわれます。


なぜかというと、自分が一体何をしているのか実感が得られず、生きている感覚がなくなってしまい、不安になるからです。


マインドワンダリングの時間が長く続くと、何か事象に出くわしたときに脊髄反射で動くようになります。


つまり、冷静に考えて判断するのではなく、一瞬よぎった感情で行動するようになります。


結果的に、イライラしやすくなったり、怒りっぽくなったりします。


嫌なこと、面倒なことに直面すると真っ先に「否定」という感情で支配されるようになってしまいます。


これが、まさに「消耗」と「感情」の負のループです!


こうなった社員の方に、


今更「研修でしっかり学んできてね」と言われても、YESと言うはずがない!

上司が1on1ミーティングでアドバイスしても、YESと言うはずがない!


では何をすべきか!今日の結論です。


「心のリセット(回復)」

「成長のレディネス(準備)を整えてあげる」


この2点です。


人と関わることに疲れてしまい、本来のパフォーマンスを発揮できなくなった状態をいち早く抜け出してもらうこと。


整える時間を少し作ってあげるということ。


そのために、瞑想をしながらマインドフルネス(今この瞬間にきづいている)な状態を感覚として取り戻してもらうことが大切です。


人の話を聞いて学びを深めていこう!という気持ちを作ることが先にあると考えました。


その準備ができてはじめて、研修や上司のフィードバックが活きてくるのではないでしょうか!?


メディプレでは、丸1日使って瞑想リトリートをするプログラムを提供しています。


瞑想をしながら、自分の感覚や意識に気づくマインドフルネスを目指すワークショップです。


今後、企業の皆様に取り組んでいただけるようなコンテンツにしたいと思っています。







 
 
 

最新記事

すべて表示
ウズベキスタンの仏教聖地を訪ねる①

8月中旬から夏季休暇を頂戴しております。 毎年恒例の仏教聖地巡りというテーマで、今年は「ウズベキスタン」「タジキスタン」の2か国を旅しています。 このブログを書いているのはタジキスタンの首都ドゥシャンベのホテルからです。...

 
 
 

コメント


bottom of page